私が「またやっちゃった(汗)」で、篳篥の使い方に“異端的”とも言える手法を見つけてお知らせしてから、もうすぐ3年が経ちます。
▼初出はこちら
『4K本音弾き初め篳篥よ』
https://ge3.biz/bbs/d/724-k
その後、きささんから以下のようなご指摘があり、私は迷える子羊となっておりました。
「広い面積に『篳篥』を使うのはお勧めできません。
おっしゃる様に圧がかけられないからです。
入力端子に付ける方が効果的だと思います。」
▼そのやりとり
『篳篥・朱の貼り付け固定について』
https://ge3.biz/bbs/d/806--
実際、上記スレッドにあるように、リアパネルに穴を開けて真鍮線で縛るやり方──写真付きでご教示いただいた方法は、私のDIYキャパシティでは正直厳しい状況でした。
それでも、自分で最初に試した“元祖 篳篥”のほうが、「朱・篳篥」よりも広い面積で接触できるぶん、体感効果が高く、特にリアパネルやツィーター周辺では良好だったため、そのまま運用を続けていました。
そして今年の正月──
各種チューンを進める中で、あらためて篳篥の“貼り付け位置”について検証すべき局面が訪れました。
結論から言えば、
「篳篥は、広い面に対しても高い効果を発揮する」
という、私自身の直感が確信に変わったのです。
とりわけ、昨年購入し手付かずのままだったデノンの「淵」再生対応・倶楽部員AVアンプ(AVR-X1800H)において──
リアパネルの適所に、元祖 篳篥を真鍮箔テープとキネシオテープでやや強めに固定したところ、映像・音響ともに一気に花開く感触。
歓喜レベルの“手応え”がありました。
ただし、注意点もあります。
【留意点】
ツボ(位置)を外すと、効果は薄まる可能性があります。
ストレート形状の旧型 篳篥限定かもしれません。
(新型は未所持のため、未検証)
貼り付けに使用する素材によって、差が出る可能性もあります。
この①〜③についての詳細や検証も、今後あらためてお伝えしていきます。
Ge3チューンは、いつだって“遊び心”と“再検証”が原動力。
今回の試みも、その一環として受け取っていただければ幸いです。