昔の曲の何が面白いと感じたのかというと、
70年代の楽曲、いわゆる歌謡曲やニューミュージック(懐かしいw)と言われた楽曲は、
メロディーラインも音の重ね方もシンプルなのですが、音の響きや声に力があり、歌詞も明瞭に聞こえ、
リスナーに対しその曲の魅力や世界観を「ストレート」にそして「濃く」訴えてきます。
車で道を走りながら70年代の曲を流していると、その曲の世界観に引き込まれ、走行中のストレスや仕事の心配ごとを忘れてしまいますw。80年代の曲にもこのような楽曲の世界観に引き込まれる感じは多少残っていますが、90年代以降の曲では引き込まれ感が薄くなり、ただ鳴っているだけになってしまいます。
年代が新しくなるに連れて「コネクリ感」が増し、ミュージシャンが本来訴えたいものがボケていく、という感想がしっくりときます。アッセンブリーの組み合わせで曲ができてしまうので、元々訴えたいもの自体が曲の中に存在しないのかもしれません。
そんなことで、最近の私のヘビロテの曲は、まさかの「赤い風船」(浅田美代子)デス!!w。
あの方の歌声をここまで聴かせるとは、当時のレコーディングスタッフの努力と才能はすごいw。
(あれ?、Apple Musicで聴くと面白く無い・・・。ここにも媒体の差がある?)