さて、初期セッテイングが何とかまとまりましたので、
DDとベルトドライブの音を比較してみます。
ああ、DDとは音のきめ細やかさがぜんぜん違いますねw。
ベルベットのような音です。
きささんの言われる「DDプレーヤのコンコン」が聴こえたのかは「?」ですが、
「音のつながり」や「音の粒」のきめ細やかさは、圧倒的にベルトドライブのプレーヤーの方が
良いですねw。
それに対してDD式のプレーヤーの音は少しザラついて荒っぽい音に聴こえます。
もちろんCD音源などに比べれば、遥かにきめ細やかな音なんですけれど。

カートリッジはortofonの2M。
ベルトドライブということだけでなく、当然このカートリッジによる音質差もかなりありそうです。
https://www.ortofon.jp/product/1/21
写真は「エンジェルファー」で針についた埃を払っているところです。
デリケートな針の埃払いにベストマッチングでしたw。
レコード盤の埃払いにも調子が良いですw。
たぶんマイナス情報も払ってくれてるハズ?w。
< 翌日 >
一晩経ってますます良い音になってきました。リターンフォーエバーの本当の良さが聴こえてきますw。
まるで、美味いとも思わないのにカッコつけて飲んでいたブラックコーヒーの美味しさに、
ある日突然気が付いたような感じですw。
< 一週間後 >
良い音で鳴ってくれています。
もうDDには戻れませんw。
設置直後のヒステリックな音が、トレーニング不足によるものなのか、
Pro-Jectのもともとの音質の傾向だったは分かりません。
プレーヤーのチューンとしては、「もあれプラチナPLUS」の接点と支点への塗布や、
「大地F」の上に乗せる、ことなどが残っていますが、現時点でも充分満足できる音質です。
(すぐに前言撤回になることは容易に想像できますがw)
アナログプレーヤー導入後、よく聴いている曲の中でも、気持ち良く聴こえる部分が変わってきています。
例えばケルン・コンサートでは、デジタル音源のときはPt.Ⅰの冒頭部分やメロディラインがキャッチーなPt.ⅡC
などを好んで聴いていました。それ以外の部分は、冗長な演奏の繰り返しで少し退屈と、感じていました。
アナログプレーヤー導入後に最も好んで聴くのはPt.Ⅰの中盤から終盤にかけてです。このあたりの曲の展開や
音の響きが一番面白く感じるようになりましたw。
デジタル音源の頃は、聴いていてあまり面白くない部分なのに、キースはやけに「ウアッウアッ」とノリノリで
演奏しているな?なんて思っていましたが、今ではキースがノッている理由が分かります。
ピアノのアタック音が澄んでいて、伸びやかなのが実に気持ち良いデスw。