お譲りいただいた SL-1きさ改 を、我が家のホームシアターに導入しました。
接続は、
・デノンAVアンプのSW信号→銀蛇→
パワーアンプ thomann S-75 mkII→芋蔓→SL-1きさ改
の流れにしました(フォステクスCW200というサブウーファーも同ラインで接続。このウーファーとのコンビ再生が最高!)。
ドキドキしながら音出ししました・・?!
「・・・」??
きささんが「触っても、何も感んじませんが鳴っているようです。」
とお書きのとおりで、
・分厚い箱は震えず
・前面の大きな丸い可動蓋を触っても殆ど振動感じず
(大砲の音などは奥からすごい速さで微振動)
・スマホの音響帯域別測定アナライザーも殆ど波形が震えず
で正直最初戸惑いましたが・・・
パワーアンプの音量上げ下げで差は歴然!
ちゃんと鳴っていますw
https://audio.ge3.jp/?p=7165
なんなんですか、この常識はずれな現象は?!
こんなサブウーファーは初めてです。
このようなドロンコーン形式は多分初体験ですが、不思議で仕方ありません。
そして、一聴して・・・
心まで震えま出しました!
導入初期の段階で、はっきりと体感したポイントを挙げます:
① 映画にも音楽にも魂が宿り、躍動しはじめた!
この再生帯域には、本能や感情を直接揺さぶる「何か」が宿っています。
かつてのシネラマOS劇場や梅田スカラ座、北野劇場、
梅田ピカデリー、梅田東映パラスの
・70ミリプリント磁気6chマルチステレオサウンド
ONLYの、巨大な空間に悲鳴やどよめきが起きていたあの興奮を彷彿とさせます!
② 登場人物や歌い手の意識、そして作品世界の本質までもが――伝わる。
③ 中高音に艶が生まれ、瑞々しく変化。
④ 音の響きが360度にわたって、より広範囲に美しく拡散します。
⑤ 360度の立体定位、そして音像そのものの立体感が格段に明瞭に。
⑥「気配」や「ウブゲ」が“見える”ような感覚に近づいてきた。
⑦ 深みのある低音と音の壁(シネコン的低音はCW200が受け持ちの印象)
これはデジタル化で失ったと思い込んでいたアナログ領域の再創造と、(マスターに近い素材を一般家庭でも得られる意味で)デジタルでしかできない新しい空間構築ですね。
数々の名作が見事に蘇るだけでなく、現代に新しい価値まで投影し始めます。
これは、我がホームシアター人生の中でも屈指のプレゼントです。
深い感動とともに、心より御礼申し上げます。
感無量――おおきにです!