kisa 「淵」が良く出るシステムなら、SPの数は減らせ最小が1個です。
※ 話の核心に戻ります。
実は「人間の耳は2つなのに、SP1個でもドルビー・アトモス・サウンド音場再現可能」というのが、ずっとぶっ飛びネタで受け入れきれなかったです。
と、この話で思い出すのが、ビクターのトレードマークの
モノラル蓄音機でご主人の録音音声を本物と思っている犬の話
です。
あの犬は、リアルなご主人のフォログラム「音像」を本物と勘違いして聞き入ってるわけですが、流石にモノラル蓄音機でアトモス音場n再現は不可能でしょう。
でもこれからオーディオが正しく進化すれば、たとえ8K放送22・2chソースでも、SP1個でアトモス可能なんでしょうね。
この「ぶっ飛び情報」をなんとか受け入れている自分がいるのは、家庭用ドルビーサラウンドが世に出た1986年ころ、自室で
リアSP無しでも、2chで後ろや上下に音が定位すること
に気づいていたからです(当時のマイシステムでは、かえってSP2つの方がクリアーかつ正しい座標定位なのがショックだった。ただし、ソースは5.1ch一般化以前のドルビー録音で位相差を利用した映画。)
映像で例えると、SP1本でアトモス可能なシステムとは、
映写機1台でも、立体メガネ無しでも自分がそこにいるような
良質な(コピー回数の少ない)70mmフィルムによる
シネラマドーム型スクリーン上映(=8K相当、視野角150度近く)
と同じなんでしょうね。
とあれこれ考えてるうち、前回のセミナーで私が質問した
「ある特定の人に見えてしまう鮮明な共通ビジョン」
について、仰る「あのエレメントが情報ソース」というのも腑に落ちました。