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  • 有機EL弄ってみました!

数年間に渡り、散々弄りまくった中華4Kモニター(50インチ)でしたが、さすがに弄る部位が無くなり画質向上が頭打ちになっていました。

そこで、最近値段もこなれてきた「有機EL」(65インチ、某半島製です)を年末に入手してみましたw。

「有機EL」のノーマルの画質ですが、最新の映像処理技術が導入されているせいでしょう、滑らかで細部までキメの細かい映像です。
元々は画質の悪い動画も画質補正されて美しい映像となって映ります。

ただ「有機ELは液晶モニターに比べて黒が真っ黒で美しい」と聞いていたのですが、「大して黒くないな〜??液晶とあまり変わらないぞ?」という感想でした。

それでも、画面が65インチと大きくなったことと、画質の滑らかさに満足してしばらくノーマルの状態で使用していました。

しかし、発色の鮮明さが足りないことが次第に気になり出し、ついに開けてしまいましたw。
(我が家に来たAV機器にしては2ヶ月間弄られずにいたので長く持った方ですw)

image s-2547725.jpeg

さあ、どうなるか?w。

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    裏蓋は基盤が入っている部分しか開けられないようになっていました。

    裏蓋外してみると、意外にシンプルでスッキリした構成です。
    設計が年々合理化されているんですね。
    写真の左側が電源部、中央がGPU、右側がメインの制御基盤です。

    image s-2498562.jpeg

    あとはいつも通り「赤Q」「断断断」「もあれプラチナPlus」「Qミルフィーユ」で、切った貼った塗ったですw。

    image s-2498566.jpeg

    で、こんなことになりました。

    image s-2547727.jpeg
    電源部の各パーツに「赤Q」塗り。

    image s-2531334.jpeg
    GPU放熱板の裏と各パーツに「赤Q」塗り、基盤の振動防止に「Qミルフィーユ」貼り。

    image s-2514951.jpeg
    GPUの真上の放熱板に「Qミルフィーユ」。映像信号ケーブルの端子にも貼ってます。

    image s-2531337.jpeg

    image s-2531336.jpeg

    メイン基盤のCPUの放熱板が外せなかったので、CPUの真上に「Qミルフィーユ」貼り、CPUの裏側の基盤に紙テープを貼って「赤Q」塗布。

    処理する信号の量が多いCPUやGPUの付近に「Qミルフィーユ」貼ってます。
    振動防止とQ効果が狙いです。

    image s-2514957.jpeg
    仕上げに裏板に「断断断」塗布。
    一本で何とか塗り切れました。

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    さて、画質の変化ですが、こんな感じ。

    image s-2547724.jpeg

    ああ、発色が良くなりました〜!!。
    黒が真っ黒、赤が真っ赤、ピンクがショッキングピンクw。これでなくちゃw。

    グラデーション(色の濃淡、明暗、色彩などの規則的・段階的な変化)が格段に良くなってます。
    それに伴い認識できる画像情報が激増。

    私の場合、映像を見ていて面白く感じる要素は「発色の良さ」なんですよね。
    オーディオで言うところのスピード感みたいなものかもしれません。

    最近色が薄いな〜、見ていて面白くないな〜と思っていましたが、解消しましたw。

    やっぱり有機ELもGe3チューン必須ですねw。
    次は篳篥をGPUに貼り付けたら効くかな〜なんて考えてますw。

    kata ただ「有機ELは液晶モニターに比べて黒が真っ黒で美しい」と聞いていたのですが、「大して黒くないな〜??液晶とあまり変わらないぞ?」という感想でした。

     すんません、そんなことないはずですよw
     まずは照明を落として、画質モードは映画や放送PROモード、ソースは4K、できれば映画のナイトシーンを選んで視てください。

     「漆黒」が見えます。この表現こそ有機ELの独断場。

     液晶の対局プラズマTVの芸術性を進化させた有機ELは、照明オフの映画鑑賞で真価を発揮します。

     一方、シアターで有機ELに唯一匹敵するのがドルビーシネマ。
     機会があれば是非御体験を、大画面の威力が加わり深い没入感に嵌りますよw
     https://www.dolbyjapan.com/dolby-cinema

    image images.jpeg

     話をお家に戻しますが、本物の黒が再現されるかどうかのチェックにはこの動画が最適です(1:24から)。
     ドルビーシネマシアター用・本編上映前デモ映像ですが、「真っ暗」な劇場内で思わず息を呑み、どよめきが起こりました。
     音も5.1ch配信です、サラウンドのリファレンスにもどうぞ。

     部屋は真っ暗に、画質モードはシアターとか映画モードで。
     https://www.youtube.com/watch?v=iYtihKXwoFA

    image d5604988862085bb81dd2df52cab11bab738d641.jpeg

    PS
    有機ELが最も真価を発揮するのは高画質映画です。
    とくに8Kレベルで70mmフィルム(ネガ65mm)に記録した作品群。 
    https://www.in70mm.com/presents/all_titles/chronological/index.htm

     これらの作品群は、高精細を生かし引きの絵が多いうえ、大画面向きにあわせカット割りが長めのため、2Kプラズマ・モニターでは大味に感じられていたのですが、Ge3チューンした有機EL4KならVR度が向上するので丁度よくなります(見た目だけでなく、機器測定不可のGe3的ノイズが減る恩恵もでかい)。

     BS4K8K放映時に是非ご一聴を、有機ELの真価をご堪能あれ。

    〇代表作2作の画像(初公開時同等の効果は8Kスペック30m級大スクリーンが必要)
    ●Lawrence of Alabia(1962)
    Cinematography by  Freddie Young
    Cinematographic Process Super Panavision70
    Negative Format 65 mm(Eastman 50T 5250)
    Digital Intermediate(4K, 2012 re-release, 2020 remaster)Dolby Vision
    Laboratory Technicolor, London, UK
    (本年4K上映あり https://asa10.eiga.com/2023/cinema/1202/

    ※画像は上映用70mmフィルム
    image 082317-1659-lawrenceofa1.jpeg

    ※画像はNETFLIX・4K配信(65㎜ネガ8KスキャンDCP4KダウンコンバートUHD)
     4K有機ELモニター 東芝X930 55型
    image img-5699.jpeg

    image img-5697.jpeg

    image img-5696.jpeg

    ●westsidestory (1961 )
     Cinematography by Daniel L. Fapp
     Negative Format 65 mm(Eastman 50T 5251)
     Cinematographic Process  Super Panavision 70
     Laboratory Technicolor, Hollywood (CA), USA(color)

    ※画像はBS4K放送(65mmネガ8Kスキャン8K・DCP4Kダウンコンバート版SD、8K放送版あり)
     4K有機ELモニター 東芝X930 55型

    image img-5678.jpeg

    image img-5686.jpeg

    (スマフォ撮り&圧縮で「黒」の凄さの半分も伝えれませんが・・・。昔70mm上映館で字幕が眩しく目障りで、邪魔に感じて仕方なかった感覚を有機ELが思い出させるジレンマにw。やっぱ字幕が消せるディスクかな)

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