kata ただ「有機ELは液晶モニターに比べて黒が真っ黒で美しい」と聞いていたのですが、「大して黒くないな〜??液晶とあまり変わらないぞ?」という感想でした。
すんません、そんなことないはずですよw
まずは照明を落として、画質モードは映画や放送PROモード、ソースは4K、できれば映画のナイトシーンを選んで視てください。
「漆黒」が見えます。この表現こそ有機ELの独断場。
液晶の対局プラズマTVの芸術性を進化させた有機ELは、照明オフの映画鑑賞で真価を発揮します。
一方、シアターで有機ELに唯一匹敵するのがドルビーシネマ。
機会があれば是非御体験を、大画面の威力が加わり深い没入感に嵌りますよw
https://www.dolbyjapan.com/dolby-cinema
話をお家に戻しますが、本物の黒が再現されるかどうかのチェックにはこの動画が最適です(1:24から)。
ドルビーシネマシアター用・本編上映前デモ映像ですが、「真っ暗」な劇場内で思わず息を呑み、どよめきが起こりました。
音も5.1ch配信です、サラウンドのリファレンスにもどうぞ。
部屋は真っ暗に、画質モードはシアターとか映画モードで。
https://www.youtube.com/watch?v=iYtihKXwoFA
PS
有機ELが最も真価を発揮するのは高画質映画です。
とくに8Kレベルで70mmフィルム(ネガ65mm)に記録した作品群。
https://www.in70mm.com/presents/all_titles/chronological/index.htm
これらの作品群は、高精細を生かし引きの絵が多いうえ、大画面向きにあわせカット割りが長めのため、2Kプラズマ・モニターでは大味に感じられていたのですが、Ge3チューンした有機EL4KならVR度が向上するので丁度よくなります(見た目だけでなく、機器測定不可のGe3的ノイズが減る恩恵もでかい)。
BS4K8K放映時に是非ご一聴を、有機ELの真価をご堪能あれ。
〇代表作2作の画像(初公開時同等の効果は8Kスペック30m級大スクリーンが必要)
●Lawrence of Alabia(1962)
Cinematography by Freddie Young
Cinematographic Process Super Panavision70
Negative Format 65 mm(Eastman 50T 5250)
Digital Intermediate(4K, 2012 re-release, 2020 remaster)Dolby Vision
Laboratory Technicolor, London, UK
(本年4K上映あり https://asa10.eiga.com/2023/cinema/1202/)
※画像は上映用70mmフィルム
※画像はNETFLIX・4K配信(65㎜ネガ8KスキャンDCP4KダウンコンバートUHD)
4K有機ELモニター 東芝X930 55型
●westsidestory (1961 )
Cinematography by Daniel L. Fapp
Negative Format 65 mm(Eastman 50T 5251)
Cinematographic Process Super Panavision 70
Laboratory Technicolor, Hollywood (CA), USA(color)
※画像はBS4K放送(65mmネガ8Kスキャン8K・DCP4Kダウンコンバート版SD、8K放送版あり)
4K有機ELモニター 東芝X930 55型
(スマフォ撮り&圧縮で「黒」の凄さの半分も伝えれませんが・・・。昔70mm上映館で字幕が眩しく目障りで、邪魔に感じて仕方なかった感覚を有機ELが思い出させるジレンマにw。やっぱ字幕が消せるディスクかな)