asosan 次はNASに保存したCD音源を視聴しましょう(続きます)
NASで音楽を聴くと、ボーカルの顔かたちや背格好がよりはっきり見えてきました。
センターだけでなく左右の音像もはっきりします。
音が良くなるにつれ貼った位置が正解だったと実感しますw
映画になるとこの変化がさらに色んな要素に働きかけ、
・定位がより明瞭になり
・低音から高音まで音階がより明瞭になり
・とくに見せ場で効果音やセリフに埋もれ音階も解らなかった音楽が明瞭になり
・古い混濁したステレオ音声のものは、ほぐれ分離し
・一音一音が実在感豊かに迫り出し
これらの相乗効果により
・セリフと音楽と効果音の3要素がよく描き分けられるようになります
ここがまずこのプラスワンチューンの白眉であり独自性です。
そして官能表現領域にも効果は及び
・デジタル素材でも「気」がより多く噴出するようになったと感じ
・フィルムで観た時と同じ感覚に何度もハッとさせられ
一場面一場面思わず画面にハートがシンクロし吸い込まれそうです。
この変化を体験し、1985年のPROSOUND誌で映写音響のプロ島田保(執筆当時は東芝)さんが、米でTHXが世に出た当時、未だ古い形式に固執していた映画館の音響システムに対し、
「スクリーン裏のSPと、フィルム両端のサウンドトラックを、
各々セリフ用と音楽、効果音用に分け設置し再生するべきだ。」
と言及された意味が今回のチューンで良く判りました。
今回トルネードにプラス1枚で「氏に是非この音を聴いていただきたい」と思わずにはいられない好変化を得ることができましたが、今すぐ文章にはできない、思いつかない何かがまだあるように感じます。
画面があろうがなかろうが、映画や音楽と呼応し自分のハートがダンスするのです。
この技に名を付けるなら「サイクロン」?!
いや、映画「オズの魔法使い」冒頭の竜巻に巻き込まれたよなインパクトから「オズ」or『ドロシー」が相応しいですね。
竜巻5号だと「ツィスター」かも?!
これは早くSPにも竜巻5号トルネード+1を導入してあげたいですねw