tsuru アリューさんの記事「逃げるか挑むか」を読んでいて、逃も挑も、「桃」みたいな字だな。
そうか「兆」って言う漢字がはいってるのかと。
春は卒業、入学、就職、異動と人生の旅立ちの季節ですが、私も今挑むべき時であり、アリューさんのブログには元気づけられました、おおきにです。
https://ge3.jp/blog/allure-tone/15357
tsuruさんが注目された「きざし」という言葉を漢字で表すと
「兆し」と「萌し」の二つ
に分かれ、微妙にニュアンスが違います。
この二つの語源等を改めて調べてみましたが、対比すると
● 「兆し」=占いで亀の甲が割れた様を表す。
1年で一番夜が長く、昼が短い冬至、つまり陰極・谷底にて目に見えない未来を感じ占う。
目に見えない本質的転換のことゆえ、ブレない心眼を要する。
● 「萌し」=「くさかんむり」に「明」で、夜が明けて植物が芽生えるさまを表す。
2月の立春過ぎから梅が咲き、草木が芽吹き風、水が温かくなる様子に使われ、
目に見えてわかりやすい様
となります。
おもろいの
「桃」は「萌々」とも書く
と聞いたことがありますが、なるほど春を一番に告げる花は桃の花で、雛祭り=桃の節句で女の子の厄払いの為に飾られる花でもありますね。
やがて花は実となるわけですが、日本誕生神話で伊弉諾尊が黄泉の国の追手から逃げる時に、投げて身を護ったのが桃の実です。そういや、晴明神社の厄除け護符も桃が記してありますね