kisa そのHDDを空輸します?
全ての映画館はインターネット通信でのデーターの上映会ですw。
もはや米国本土での上映であっても通信データを観ている事になりますね。
〇 『失せる「氣」、残る「気」。2種類の「Ki」?』
そうですね、空輸よりネット配信が「便利」ではあります。
でも、あの馬鹿でかいフィルム缶の空輸に比べれば、DCP=HDDの配送は宅急便感覚のお手軽さですし、映写技師の負担も激減しました。
それよりも、
光通信の便利さの代償で「氣」の情報が失われる
このことにかなりショックを受けてます。
我々がAVメディアデータから感じている「Ki」にはどうも2種類あり、
① データから形成される画像や音声そのもののから発生される「気」(atmosphere?)
と、これとは違う
② 作品世界そのものを支配するオーラのような何か。
これに似ているのが・・・
伊勢神宮で強く体感されるあの素晴らしい空気感、御神楽で飛んで来るEG感
合気道などで相手を吹っ飛ばしたり、動けなくする「氣」(spirituality?aura?)
があり、光ファイバーで消し飛ぶか、遮断されてるのは②の方との捉え方でいいのでしょうか?
一方8Kや70mmで映されると強烈に感じられるのは①の方でしょう(感度に個人差ある)。
なんか、我が家で配信ものの映画を、最初は喜んでいたものの、最近あまり観る気にならなくなったのも、これが原因だったんでしょうか?
〇 『「情報」の「配送」と「配信」』
製作者もネットワーク業界関係者も光伝送の、この致命的欠点に気づいてないでしょうが、ことは重大です。
料理で言えばダシを取ってない蕎麦やうどんを喰わされること、製作側から視ればで精魂込めて吟醸した酒が、気の抜けた状態で客に味わい評価されてしまうのと一緒です。
これは
TIDALやe-ONKYO,SONYハイレゾなどの音楽配信も含め、
芸術や娯楽を愛してきた、そして愛し続けていく人々にとって無視できない大きな問題です。
http://ge3.biz/modules/chaForum/?action=PostView&id=10426#p10459
AVシステムのチューニングもやりがいが無くなりそうで、なんか悲しいというか寂しいです・・・(泣)
迫りくる事態に対処するには、レコード、SACD、BD、フィルムのパッケージメディアに的を絞るしかありませんね。
幸い現在日本国内で上映している映画作品は、このパッケージメディアDCP(要は映画上映用のHDD)をデリバリー=「配送」が主流のはずです。
〇 『以心伝心、伝承すべき情報』
現在アメリカで劇場用配信システムが稼働中か否かは知りませんが、日本でNTTが構築している劇場向け映画配信システムは非常に理想的なシステムです。
しかし光ファイバーを通る以上、「氣」は「全くなくなる」わけで、映画から音楽、スポーツ観戦、各種情報まで、全世界に『「氣」のない情報ネットワーク』が構築されたわけですよね。
本物の犯罪現場のニュースを観るにはその方がいいでしょうが・・・
http://www.ntt.co.jp/journal/1002/files/jn201002064.pdf
今やってるIMAX(109、Tジョイ系はDCP上映)の「ボヘミアンラブソティ」のコンサート群集シーンも、配信だと味ないばかでかいゴーストを、同じIMAX料金とられて見せられることになるんでしょうね。
以前きささんが70mm15Pフィルム時代のIMAXについて、
「本国で観て感動したのに、(気が抜けていたのかはわからないが)日本で観たらがっかりした。」
と仰っていましたが、それよりももっとひどいことが起き始めているんでしょう?
コピー回数が少ない(「氣」の減衰劣化が僅少で済む)コンテンツが楽しめるのが、配信もののメリットだと喜んでいたのですが、これは映画作家にとっても観客にとっても致命的ですね。
作家がフィルムやDCPに込めた魂を殺したらあかんやろ。
データONLY=マニュアルでは不可能な「以心伝心」による情報伝達こそ未来を創ると私は確信してます
「安けりゃいい、便利だからいい」
映画館や家庭の固定TVだけでなく、スマフォやタブレットでも配信映画が楽しめる「便利」な世の中になり、街中だけでなく職場さえも、スマフォの小世界に吸い込まれっ放しの人が増えて久しいですが、そりゃーわけのわからんえぐい事故や事件が増えるはず・・・・。
かのFaceなんたらの初代CEO実業家が、新作映画を5ドル48時間限定「劇場招待券のおまけ付」での配信サービスを提案してますが、IMAX「ダンケルク」のノーラン監督は真っ向から反対してます。そりゃそうだな。
https://realsound.jp/movie/2017/04/post-4617.html
https://realsound.jp/movie/2017/04/post-4617_2.html