ALFA ROMEO 4C SPIDERの後輪のタイヤの山がだいぶ少なくなってきた。
普通だとスリップサインが出る直前位で交換となる。
しかし、私の車は専用タイヤが必要である。
そうALFA ROMEO 4C専用である。
車重が軽くてパワーがあるので、柔らかめに作っているそうである。
しかもピレリ!
もちろんキサさんにどのタイヤが良いか確認したが
結局純正タイヤのGe3値が一番高かった。さすがピレリだし、
そのタイヤを選んだALFA ROMEOと言うメーカーも流石である。
所が困ったことにいつでも在庫がある訳ではない。
そこで、まだ少し早いが交換することにした。
9000㎞でのことであった。
それと、今回交換したのはリアタイアのみである。
フロントはまだ1万キロ走れる位の溝の残量はある。
今回は在庫があったので直ぐに交換できた。
キサさんの教えに従い、窒素ガスを充てんした。
勿論フロントとリアの両方ともである。
初めての窒素ガスであったがその感想を書く。
その前に空気圧は標準の20%増しにした。
タイヤ交換直後は少し高目の空気圧でタイヤを馴染ませて
その後標準の空気圧に戻す為である。
感想を書く前にタイヤサイズを確認しよう。
前205/40R18
後235/35R19
となっている。
これだけロープロファイルだと
殆どゴム感は感じなかった。
タイヤが発するネチョッとした感じはまったく感じなかった
(通常の空気だった時の感想)。
さてタイヤ交換そして窒素ガスを入れてどうなったか。
始めに走り出して感じたのは乗り心地の良さであった。
タイヤの空気圧は高目にしたのに乗り心地は結構良くなった。
そしてもう一つ感じたのはタイヤのゴム感である。
グニュッとした感じがステリングから伝わって来た。
100㎞程タイヤの慣らしをしてから、空気圧を標準+4%程度に落として
ワインディングロードに行ってみた。
タイヤの限界が掴みやすくなった。
今までだと少し滑り出してから気が付いていたが、今度は滑る前に
これ以上ヤバイと言うインフォメーションが手のひらに伝わって来る。
タイヤが捩じれる感じがする。この為滑り出す直前をうまく使いながら
限界ギリギリのコーナーリングがやりやすくなった。
この感覚は不思議なものです。乗り心地
が良いのに路面からの情報は
しっかり伝わるのですから…。
千キロ程乗っての結論ですが、窒素の方が、硬質な感じがします。
この為、タイヤのゴム感を感じ取り易いです。
窒素自体の衝撃吸収性は意外と低いと感じています。
衝撃吸収はゴムの部分がしっかりやってくれている様に感じます。
窒素ガス気に入りました!!
教えて頂いたキサさんに感謝します。