tsuna
見栄えはデコボコの「板」ですよね。(⌒▽⌒;)
でも紙ですから、とても軽く、手触りがなんとも気持ちよいです。
材質は分かりませんが、細く柔らかな繊維が使われているようで、優しい手触りです。
この「板」:市野さん謹製超厚手和紙のターンテーブルシートの音が素晴らしい。
なんとも滑らかで軽やか。エコーが綺麗に伸びていきます。
低域が非常にしっかりするが、重苦しさが無くスピードが速く感じる。
レコード盤が暴れるような、嫌な音が極端に少ない。
と、無理矢理言ってみましたが、癒やされるような音楽に浸れます。
敢えて言ってみれば、紙の音が意外とハッキリ聞こえます。
だからどうした、暖かい音楽が聞こえるじゃないか。問題は無いと思います。
あまりに表面がデコボコなので、反りの大きいレコードを乗せ、運が悪いと 5mmくら
いレコード盤が変位することがある。使っているトーンアームが太いカーボンパイプな
ので、当たることがあるかもしれない。
そういうときは、ちょっとレコードを回してずらしてあげると、意外とよいところが
あったりする。そうしてでも使う価値があると思います。
これは発売されるのでしょうか。是非多くの方に聞いて頂きたいです。
今までの常識が崩れ去り、新しい世界が見えてしまいます。
「響」(三段)とのタッグは素晴らしいですよ。
昔、こんなもの(右)を使っていた者としては、よい音が出る理屈は理解できません。
バルブからエアを抜いてレコード盤を吸着するので、レコード盤は気持ちよく平らに
なり、演奏中にアームがふらふらすることはありません。レコード盤の鳴きのような音
もありません。
ただ、気持ちよく音が死んでいました。(o_ _)o 酷い・・・
市野さんによれば、
>Ge3のアルミパイプと同じ理屈かと思いますが、
>レコードをプラッターに密着させるのではなく、
>ランダムな点ないしは面で支えることで良い結果が
>出ているのではないかと...
というごとだそうです。
確かにアルミパイプもよい音を聞かせてくれるのですが、超厚手和紙と比べると、や
や高域が賑やかに聞こえてしまいました。「響」をもってしても抑え切れていないか、
と感じることが多いです。からっとして爽やかなところは好きなんですけどねぇ。
今回、和紙・アルミパイプと次々聞き比べて、非常に考えさせられました。
ゆっくり、聞き比べをし直してみようと思いますが、「板」を使うと聞き比べを忘れ
て聞き続けるので、多分できませんね。(⌒▽⌒;)
市野さん、試用する機会をいただいたこと、重ねてお礼申し上げます。
是非販売をご検討頂ければと思います