年明けに倍々セールでゲットした雷智F3をSW電源コードに巻いたら、最初は僅かな変化でしたが、10日目辺りで一気に性能アップしました。デジタル&ネット化が進むほど隠れてしまっていた低域成分が復活し、音の重心が下がり、いい意味で低音の量感が向上します。タイトルとは意を異にの外部チューンではありますが、これは記すべき変化です、お付き合いを。
NASの音楽は勿論、アナログ時代のTVドラマ・モノラル音声まで、今まで隠れていた低域成分が記憶以上の豊かさと暖かさと共に姿を現し、容姿?(低音にも姿形ある印象)もクリアーになります。この変化は
「いじったリマスター」というより
「良質なレストア処理」
のようです。若き生命力を取り戻したような低音は、兎や子犬のように元気に弾む様を見せつけますが、決して高域が埋もれてしまうことはありません。
また、現代の5.1ch映画で多用される
●「地鳴り帯域」=所謂重低音(木製引き戸が音叉の如く震動)
も、嫌なブルブル付帯音がさらに減少したので重低音多様映画を見るのがより楽しくなりました。波形がより正確になったんでしょうね。我がCW200Aは音楽再生専用的モデルですが映画用としても卓越した表現力です!(メーカーは映画用には2本使いを推奨)
これより上の帯域である、
●「ズンズン」とか「ドドーン!」
と腹や本能に直接訴えてくる音
の量感と波形が正しく再現されるので、
※音楽から演劇までその本質をハートへ伝えるのに
低域がいかに重要か
が認識させられます。
asosan そうですね、当たりにくい小型拳銃が良く当たる大型マグナムライフルになったような命中精度と威力です。位相がはっきりする原理も見えてきたような気がします。
また、位相再現力向上で、オリンピック会場のエコー等がさらにクリアーになり、2chでもリスナーの横上方へ飛翔していきます。うねりながら迫るエコー成分の波形が目に見えるように克明になったのも、今回のチューンの特筆すべきポイントですね。5.1ch定位の3D定位向上も然り。(この辺りの変化はDNAで各人聴こえる聴こえない有るかもですw)
総じて音と、これに連携する映像も実在感が向上しますが、これら好変化は「気」の再現がさらに向上したからでしょう。今回の一連のチューンはSWの完成型というより、進化を見せつけられた思いです、おおきにです。
兄貴分250モデルのチューン150pz超えに納得いきました!
http://120club.ge3.jp/?p=1493(我が愛器はCW200です)
12連SPの低域が、このあたりどのような再現をしてくれているか気になるところです。
なお今回の激変は、7日目辺りで上流のネット・モデムルーター&無線ルーター用TDK・SW電源がインシュレーター(菱餅)から落ちかけ、この上の防守と丸が落ちていたのに気づき、修復してから3日の間に一気に花開いていった印象です。よって上流のモデム・ルーター関連の電源対策は侮れないと実感。そっちにも雷智F3を増設すべきかな?w