asosan こいつか犯人は・・・
Thomann F75mkⅡ、唸り(ハムノイズ)完全制圧!
原因は“接続法の罠”でした。
Thomann f75mkⅡの低音時にわずかに残るハムノイズ(唸り)──
耳をそばだてなければ気づかない程度とはいえ、どうしても納得がいかず、気持ち悪い。
…そんな時、ふと直感が閃きました。
◯原因
結論から言えば、原因は接続方法そのものでした。
私はこのアンプをサブウーファー専用として運用中で、接続は以下の通り:
① AVアンプのサブウーファーRCA出力端子
② 銀蛇RCAケーブル+XLR変換プラグ
③ Thomann f75mkⅡのXLR入力端子
つまり、アンバランス(RCA)→ バランス(XLR)という形式の違いによる“非対称接続”。
本来、XLRはグランド込み3本線でバランスが取れるよう設計されているのに対し、RCAはホット+GNDの2本線。
最初から“アンバランス”な取り合わせに無理があったわけです。
◯対策して大成功した方法
試して大当たりだったのが、以下の「外部アース処理」です:
銀蛇RCAのプラグ外周(GND)からアース線(ライカル線)を引く
そのアース線を金属箔テープ経由で、パワーアンプ背面XLR端子直近のネジに接続(=シャーシグランドに落とす)
これで、あの“うっすら残る唸り”がほぼ完全に消滅!
「最後のトドメを刺した感」が強烈でした。
◯余談(でも重要)
さらに、以前モトクロス用途でケーブル断した要石25・あかん仕様が残っていたので…
その端末を銅箔+アルミ箔テープでシャーシに固定。
ハムノイズ対策としては特に効きませんでしたが、
音質は見事な“あかん変化”を遂げました(爆)
同じようにRCA→XLR接続していて、微小なノイズに悩んでいる方には、ぜひ試してほしい処置です。
とくにアンバランス→バランス接続の際には、グランドの扱いがカギになることを実感しました。