8月に目や心に留まった事で、いちさんの感想と通じるところがあるなあ、と感じましたので書いてみます。きささんが書いていらっしゃった「君たちはどう生きるか」という示唆にもつながるのかな、とも感じます。
●ブログ:tannoyさん「tannoyのGe3的考察」
https://ge3.jp/category/blog/tannoy
心が動くことの喜び、愛や感謝を感じたり伝え合う事、感性の違い、自分の中で上手く纏まらない思いがあり、どう表すべきかしら?と思っていた時、ふと目に留まって読みました。なんだ、ここに全部きれいに纏めて書いてあるじゃない!と思いました(笑)
こういったことはライフもオーディオも関係なく、特にGe3さん製品のファンは共感し合えるかもしれないなあ、と思いました。若輩の私が書くのは僭越だと感じますが、おすすめです。
●ブログ:ricoさん「おっさんずラブで考える自分の恋愛対象」
●ブログ:akiさん「表現力を伝える力から考える。」
https://ge3.jp/?s=%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B
「考える」ってなんだろう?と思っていた時、ふと思いついて、Ge3さんの総合サイトの「検索」に「考える」と入れて検索をかけてみました。沢山ヒットしましたが、最初のページに上がってきたこの二つのブログが目に留まって読みました。
余裕がないことの多い現在、tannoyさんのブログと同じく、思い出したいシンプルな共通点が含まれているように感じました。おおきに。
●「ダボス会議に見る世界のトップリーダーの話術-言葉を越えたメッセージの戦いー」(田坂広志氏著)
「死は存在しない」を読んだ後、興味があって他の田坂氏の著書を何冊か読んでみました。
これはその中の一冊。
ダボス会議ではなく、イギリス元首相のマーガレット・サッチャーさんが1997年に来日して講演なさった際、出席者(ある企業の経営者)が長く低迷する日本について、「もしサッチャーさんが日本の首相だったら、どのような手を打ちますか?」と尋ねたそう。
その返答と田坂氏が感じたことです。
(長くなりますが、端折ると良く分からなくなると思い、抜粋しました。)
「もし私がこの国の指導者であったならば、
この国を改革する方法は、ある。
その方法も、分かっている。
しかし、一つだけ申し上げておきたい。
政治にマジックはない!」
その瞬間、彼女の最後の言葉が、胸に突き刺さってきた。
「政治にマジックは無い!」
静かな語り口ながら、明確に言い切ったその言葉が、胸に突き刺さってきた。
その通り、政治に、マジックも、魔法も、無い。
政治家として、あらゆる逆風に抗し、やるべきことを、やる。
信念をもって、地道に、やる。
それだけであろう。
それにもかかわらず、この質問をした経営者の風情から伝わってきたのは、「サッチャーさん、何か、上手い方法はないでしょうか」「何か、改革の秘訣のようなものはないでしょうか」という手軽な方法を求める「安易な精神」。
(以上)
体が動かずやることは山積み、という心境の時(むしろ余裕がないからそういう心境にもなるのでしょうが)、つい後回しにする気持ちが浮かびます。政治も人生も同じ。どんな状況でも、どんな事柄においても一つ一つ学ぶことに変わりはない、頑張れ、との激励メッセージかな、と思いました。
●「一汁一菜でよいという提案」(土井善晴氏著)
料理屋さんとお客さんとの心の遣り取りについて書かれているところがありました。
料理屋さんの、お客さんを喜ばせたいという気持ちについて述べられた後、お客さん側の心についても述べられています。
(以下抜粋)
「…客側にとっても、教えられたのではなく自分で気づくことは小さなことでもそれは閃きですから、パッと心が開いて嬉しいものです。そういう閃きのある人を『もの喜びできる人』と言います。仕事をしていますと、何より喜んでくれる人が嬉しいものです。喜んでくれる人はわかってくれる人ですから、わかってくれる人にいいものを買ってもらいたいと思います。もの喜びできる人は、ご本人はきっと気づかれていることと思いますが、どこに行っても、ずいぶんと得をされていると思います。」
「もの喜びするとは、感動できること、幸せになることです。人の愛情や親切に気づくことができるのです。愛情を感じる能力です。」
(以上)
「愛のリレー」、清水博氏の「与贈循環」という考え方も紹介され、「基準を持つこと」について述べられています。(「基準」についてはいちさんも書いておられましたね。)
子育て、人生、上との関係、etc.、全てに通じると感じました。
また巫女体質は、感じて喜ぶ(よいしょする)という点では生まれながらに長けているな、とも感じ(笑)、生かしてどんんどん幸せを感じよう、と思いました。
ずっとぼんやりして上手く考えが纏まらなかった分、8月はいっぺんに書いた感じです。
本の抜粋が多く、長くなりました。
いちさん、今月もおおきに。
上にも感謝です。