現在使っているSPはダイヤトーンのR305。
写真のように後面のパネルが簡単に外せるので自立台などのGe3チューンは非常にやり易いキャビネットです。
さて、ナットと自立台の調整ですが何度か試行錯誤した結果、次のようなやり方に落ち着きました。
①SPをキャビネットに止め付けているナットは、力を加えなくても回る程度まで緩めておく。
②その状態で自立台を手で叩いて前方に押し込み、しっかりと効かせる。
③ナットを反力を感じ始める程度まで軽めに締め付ける。
要は、SPの重量を自立台で支えた後に、ナットを弛まない程度に締めるわけです。
さてその効果ですが、
「明瞭で良く広がる、ストレス感の無い、心地よい音」になりましたw。
また、自立台によりSPのマグネットの位置の固定度が高まった為かと思いますが、今まで聴こえなかった低音が出て来るようになりました。
それも風のような量感のある軽い低音ですw。
それと、SP固定用のナットの締め付け具合で、SPの音がこれほどにまでまで大きく変わることにも驚きました。
ナットを強く締めると「スピード感のあるクリアな音になるが、余韻が減りやや苦しげな鳴り方になる」、
ナットの締めを弱めると「響きが豊かになりストレス感の無い音になるが、音像がぼやけ低音が減り音割れが生じやすくなる」という感じです。
今思えば「ケブタフェルト」だけのときは基本的にナットは緩めな状態になるため、スピード感と音像の明瞭さ、そして低音がやや不足気味でした。
そこに「自立台」を加えることにより、「スピード感、音の明瞭さ」と「豊かな音の響き」の両方が同時に実現できたわけですw。
Ge3のケブタフェルトのページにも書いてありましたが、「ケブタフェルト」と「自立台」との組み合わせは効果抜群ですね!。
今回の自立台チューンをやってみて、やはり実際に音を発生させる装置であるスピーカーのチューンを最初に徹底的にやっておかないと、上流の機器をいじってもあまり意味がなかったなぁ〜と痛感しています。
尚、きささんからですが「自立台の棒の下に「雲泥」を設置する」とさらに良くなるようですのでやり方を検討中ですw。