本日のTVやネットニュースで、世界各国の高校生の学力を統計付けた結果、日本人の読解力が4位から15位に下がったタイヘンダーという報道がされています。
とあるTV局でどんな問題だったか提示したのですが、「イースター島で木が減少して復活できないが、この3つの文献・論文から自分の支持する論拠のものを取り上げ、支持する根拠を皆に分かるように示せ」というものでした。
これは文章を読み解く能力よりも、その先のディベート(討論)の能力を測る問題です。高校生に限らず日本人全世代が不得意な能力であり、また互いに協調してなんとなく良いところに納めてしまう日本社会には、あまり必要とされない能力でもあります。
これを読解力と訳して低下して大変だと煽るマスコミの真意が図りかねますが、ゆとり教育や幼少期からの英語やプログラミング教育等の、いらんことしいな事業につなげていきそうで怖いです。
セミナーでどこに真意があるのか教えていただけると嬉しいです。