スピーカーに鼓粒を取り付けました。
スピーカーのマグネット部分が小さいので金属板をボンドで貼り付けてからエポキシで鼓粒を貼り付けました。
同軸スピーカーは5mm厚の座金をボンドで貼り付けましたが、これは弱いのではとの事でしたので取り外そうとしましたが、ボンドと座金が強力にくっついていて、金槌で叩いても取れないのでそのまま使うことにしました。
しかし、鼓粒を付けるとバッフルのスピーカー穴に入らないため座金をカットしました。座金が硬く金鋸では切れないのでステンレス用ドリルで小さな穴を沢山開けて折り曲げて切り、グラインダーでバリを取りました。
当初同軸スピーカーに鼓粒をガムテープで仮止めしてスピーカーを鳴らしたところ、スピーカーの裏板が低音が出るたびにビービー鳴るのでボックスの補強が必要かなと思っておりました。
しかし、鼓粒をエポキシで固着して鳴らしてみると、裏板の鳴りもなくなり一安心しました。
ウーハーと同軸スピーカーを取り付けてみると、30mmのタモの一枚板のフロントバッフルの振動がほとんど無くなり、裏板のビビリも少なくなくなりました。
ウーハーに取り付けた金属盤の厚さは1Cmで1.2Kgもある丈夫な鉄製であり、ウーハーの磁石はスピーカー内部に入ってあるため磁力漏れも少ないようです。
スピーカーネットワークは付属の物は音が大変悪いため、改良していくと下記のような大きな物になってしまいました。(プロトタイプです)
ウーハー用のコンデンサは全てフイルムコンデンサにしようと思いましたが、大容量の物は大きすぎて入らないので、300μFまではフイルムコンデンサにしてあります。
CDは曲によって低音、高音の強さが違うのでスイッチにより可変できます。
スピーカーの完成写真は下記です。
以前、これの前作のスピーカーを音元出版社に持って行き視聴していただきましたら、大変音が良いB○Wより音が良いと社内で大変評判になりました。今回のスピーカーは前作よりさらに音が良いと思います。
まだ、モノラルで和室でしか聞いていないので音の評価は出来ていません。
不思議なのは、さきさんが音を聞いていないのにどうして良いと分かるのか不思議です。w