kisa 壁の不要な振動が減ると、音像がより明確になる方向性ですね。
大きさ、位置などが、より判りやすくなるでしょうね。
次に
②音像定位については、
最適チェック素材として本物ステレオ録音映画(1960~70年代初頭の70mm映画6ch磁気マスターテープ素材。マイク6本による現場同録主体でセリフもステレオ多い)のBD数作品でチェックしました。
フロント2chでどこまでフロント5chに肉薄できるかという厳しいテストです。

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※ 映画黄金期70m大劇場の標準、スクリーン裏にアルテックA4×5ch。
ドルビー以前の映画はフルバンドで各ch分離したサウンドが緻密な定位で再生されます。
※ 下のイラストはマイク6本同録の様子。カメラマンの後ろ1本はサラウンド用。

さーて!BDの6chオリジナル映画を4・1chで再生してみました。
ゲゲゲ!今までなんだったんやろ?!
壁の震動を整振するとここまで改善されるのかと驚きを禁じ得ません。
セリフが人物位置にぴったりシンクロする定位がより明確になり、
スクリーン5chの醍醐味(下記添付写真の通り)
を思い出し嬉しくなりました。
顔の向きが変わると声の向きも変わる様子がリアルになり、場面によっては唾が飛んで来そうです。
で、「気」も飛んでくる勢いが増したようで、ミュージカルは生の舞台かぶりつきを思い出しますw。「氣」の定位も改善するんですね(爆)
※ 視聴ソース「ウエストサイド物語」「西部開拓史」「トラ!トラ!トラ!」「サウンド・オブ・ミュージック」
「グランプリ」「ベン・ハー」「アラビアのロレンス」「2001年宇宙の旅」


効果音の定位ももちろん改善され、今まで聴こえなかった微妙な背景音が聴こえるようになり臨場感が増しました。
最新映画のF1から古い映画の飛行機まで、前方⇒後方定位はサラウンドSPより50cm以上後ろに座っても、リスナーを突き抜け遠方へ去ります。
なんやえらい凄いことになってきました(;汗)