tsuna 、
Kataさん
PC内部での動作を考えるときに、少し誤解があるように思います。
RAM ディスクにアプリケーションを置いたら音質が変化した。揮発性メモリによる改
善ではないか、と読めてしまうのですがこれはおかしいかもです。
アプリは通常 HDDなどに保存されていますが、CPU がそのまま実行するにはメモリと
してはHDD は遅すぎるので、実行する前に RAM(メインメモリ)にロードされます。こ
れをアプリを起動すると言います。
普段からアプリは揮発性メモリ上で動作しているということです。
RAM ディスクはメインメモリの一部を論理ディスクに見せかけているものなので、CPU
はアプリを(メインメモリ上の)RAM ディスクから、残っているメインメモリ上にロー
ドします。普段と変わらない状態ということです。
これで音質が変わると言うなら(ぼくは変わると思います)、揮発性メモリ上にアプ
リが展開されたからではない、ということです。
アプリは作業用のファイル(テンポラリーファイル・一時ファイルとか言います)を
置いておく場所が必要な場合があります。
音楽再生用アプリ程度ではあまり無いと思いますが、メインメモリが小さくて一時ファ
イルが置ききれないとなれば、通常アプリが保存されていた場所に置きに行きます。
HDD から立ち上げられたなら HDDにアクセスするということです。
写真編集ソフトを使っていると、HDD にアクセスが始まって遅くなってしまうことが
ありますよね。あんなイメージです。(⌒▽⌒;)
巨大なアプリであればアプリを全部メインメモリにロードせずに、必要な部分をロー
ドし直すなんてこともありますが、それはあまり考えられませんよね。
でも、RAM ディスクから立ち上げれば仮にそうなったとしても、非常にスムーズに事
が済むし、HDD が動いて電源の負荷が変わることが少なくなりそうですね。
音質が変わるとすればこちらの要因も調べてみたいなと思います。
OJI Special さんはあのDPATを作っているところですよね。以前は秋葉原でいつも聴
かせてくれるお店があったので、よくぼーっと聞いていました。凄いことをするな~と
思ったのものです。
そのOJI さんが仰ることなので、全く否定的にはなれず、音楽ファイルの置き場所と
しての揮発性メモリのお話も、そういうこともあるかもしれないなと思います。
しかし本当にそれだけなのかな、とも思います。
確かめ方を考えないとなりませんね。
NAS の中にRAM ディスクを作ってみれば分かるかもしれませんね。
LINUX でこれをやるのは敷居が高すぎて無理かな~。( ̄∇ ̄;)