日本語変換でかつては天下をとっていた某社。
最近ここはソフト開発よりも通販事業に力を入れており、見慣れた製品に付加価値をつけたものを開発して販売しています。
今回届いた案内が「モバイル除湿ユニット」。コンセントに刺すだけで繰り返し再生使用でき、湿度65-70%の環境で導入直後湿度5%、2ヶ月経過でも10%を保つという凄い性能。
その対象としてCDや薬などと共にカメラ、靴なども挙げられています。
いやいや、カメラや靴に使っちゃダメでしょう。
確かにカメラやレンズの光学系に湿気は厳禁で、ほっておくとカビが生えてしまいます。しかし、極端に乾いた環境に長時間さらすと、接着剤が弱くなり合成皮革などが剥がれてしまうのです。靴も同様かと思います。
なんでこんな極端な性能にしたんでしょうね。
しかもそれを誰も止める人が居ないってのが怖い。日本のメーカーはすぐアピールしやすいスペック競争に走りがちですが、ほどほどな性能に一工夫追加程度がいいじゃないでしょうか。